何故なるの?

自律神経への負担1


汗をかいてもすぐに乾かない。

人の体は、発汗をして、それが乾く事により、体温を下げます。
正確に御説明しますと、汗を蒸発させる熱源は体温なのです。
つまり、『汗が乾く』のではなく、『体温を汗が吸収し、その熱で、汗が蒸発している』のです。
この汗が蒸発する際、皮膚から奪う熱の事を『気化熱』といいます。
この現象により、体温が下がってくれれば、体にはそれ程負担が掛らないのですが、ジメッとした湿度の高い日本の夏では、中々蒸発しません。
確かに、ず〜っと汗ばんでいますよね。
これでは、体温が高いままになってしまうので、体はなんとか体温を下げようと汗を出し続けます。
そしてこの『汗を出せ』という指令をしているのが、自律神経です。
という事は、『自律神経が休み無く仕事をしつづける』という事になります。
こういった事が、自律神経に負担をかけてしまう要因の1つとなってしまいます。


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