何故なるの?

発汗による水分不足

発汗をすると、体内から水分が無くなってしまいます。
例えば、スポーツなどをした後に、水やスポーツドリンクなどを飲むと、とても美味しく感じますね。
これは、体が発汗により減ってしまった水分を補給出来たから美味しく感じる、と言われています。
この様に、体内の水分は一定では無いのです。
しかしこれがスポーツなどではなく、灼熱の日本の夏では、思った以上に発汗をしてしまいます。
真夏の昼間の屋外で、軽く移動や作業をしただけでも、1〜3リットルの汗をかくそうです。
これが7月から9月半ばにかけて、毎日起きるのです。
考えただけでもゾッとしますね。
では、極端に体内から水分が減ってしまった場合、どの様な事が起こるのでしょうか?。

体内から水分が減る
↓↓↓
血液が濃くなり、
ドロドロ血になる
↓↓↓
血の循環が悪くなる
↓↓↓
毛細血管が詰まり易くなる
↓↓↓
脳の毛細血管が
詰まった場合
脳梗塞
心臓の毛細血管が
詰まった場合
心筋梗塞

どちらにしても、洒落になりません。
前の章でもお話しましたが、『夏バテは病気の入り口』だと思い、慎重に対処をしたいものです。

しかしだからといって、水分をガブガブ摂れば良いというものでもありません。
胃腸の働きとのバランスもあります。
後の章で、理想的な水分の補給の仕方を御紹介していますので、そちらを参考になさって、御自身オリジナルの水分補給方法を確立されて頂ければと思います。


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